こんにちは!いろどり歯科です。
今回は「ブリッジ」についてブログを書いていきたいと思います。
歯科ブリッジは、一つ以上の欠損した歯を補うための固定式の歯科補綴物です。ブリッジは隣接する健康な歯に支えられ、欠損部分を補完することで咬合機能を回復し、美観を改善します。以下に、歯科ブリッジの種類、適応症、設置プロセス、メリットとデメリット、ケア方法について詳細に説明します。
歯科ブリッジの種類
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従来型ブリッジ:
- 両端が隣接する歯(アバットメント歯)にセメント固定される最も一般的なタイプです。
- アバットメント歯はブリッジの支持となり、その間の欠損部に人工歯(ポンティック)が設置されます。
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カンチレバーブリッジ:
- 一方の端だけがアバットメント歯に固定されるブリッジで、主に前歯の欠損に適用されます。
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レジンボンデッドブリッジ(メリーランドブリッジ):
- 金属やポーセレンの翼を隣接する歯の裏側に接着するタイプで、侵襲性が低く取り外しが可能です。
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インプラント支持ブリッジ:
- 欠損部分の両端にインプラントを埋め込み、その上にブリッジを設置します。
適応症
- 一つまたは複数の歯が欠損している場合に適用されます。
- 欠損部の両隣が健康な歯で、十分な強度を持っている必要があります。
設置プロセス
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初診と計画:
- 歯科医師は口腔内を評価し、レントゲンや印象採取を行ってブリッジの計画を立てます。
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歯の準備:
- アバットメント歯を削り、ブリッジのためのスペースを作ります。
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仮ブリッジの設置:
- 最終ブリッジが製作される間、仮ブリッジが設置されることがあります。
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最終ブリッジの設置:
- 完成したブリッジがアバットメント歯にセメントで固定されます。
メリットとデメリット
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メリット:
- 咬合機能の回復、美観の向上、発音の改善、隣接する歯の位置ずれや咬合の乱れを防ぎます。
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デメリット:
- アバットメント歯に負担がかかる、固定式なので取り外しができない、長期的には再治療が必要になる可能性があります。
ケアとメンテナンス
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日常のケア:
- ブリッジと自然歯の境界部分の清掃に注意し、適切なブラッシングとフロッシングを行います。
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定期検診:
- 定期的な検診とプロフェッショナルクリーニングが必要です。
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食生活の注意:
- 硬い食べ物や粘着性のある食べ物は避け、ブリッジの損傷を防ぎます。
総括
歯科ブリッジは、歯の欠損を補う効果的な治療法です。適切に設置され、丁寧にケアされたブリッジは、機能的かつ美的に優れた結果を提供します。しかし、長期的な健康を維持するためには、日常の適切なオーラルケアと定期的な歯科検診が不可欠です。
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