フラップ手術のメリット、デメリット
フラップ手術のメリット、デメリット
みなさんこんにちは、いろどり歯科です。
みなさんは「フラップ手術」をご存知でしょうか?
今回は「フラップ手術の概要」「フラップ手術のメリット、デメリット」、「痛み」や「注意事項」についてブログを書いていきたいと思います。
1.フラップ手術とは
フラップ手術は、進行した歯周病に対する歯科外科手術の一種で、歯茎を切開し、深い歯周ポケット内の歯石や感染組織を取り除きます。この手術は、基本的な歯周病治療が効果を示さない場合に行われることが多いです。
まとめると、歯周病治療を繰り返しても治療で治りきらなかった部分に対して行う歯周外科手術です。
2.メリット
- 効果的な歯周病治療: フラップ手術は、重度の歯周病治療において非常に効果的です。深い歯周ポケットや広範囲の感染に対して、根本的な治療を提供します。
- 感染源の除去: 歯周ポケット内の歯石や感染組織を除去し、歯周病の進行を防止します。
- 歯の保存: 適切な手術により、歯周病によって失われる可能性のある歯を保存することができます。
3.デメリット
- 術後の不快感: 手術後には一時的な痛みや腫れが生じることがあります。
- 回復期間の必要性: 完全な回復には数週間かかることがあり、その間食事や口腔ケアに制限があります。
- 繰り返しの可能性: 歯周病の適切な管理が行われない場合、症状が再発し、追加の手術が必要になることがあります。
4.痛みについて、注意事項
痛みがあるかが気になる方が多いかと思います。多くの場合、麻酔が切れた後がいちばん痛みます。
痛み止めのお薬を処方させていただきますので、痛む時には服用してください。
数日経過すると手術したところが少し腫れてくることがあります。
しかしこのとき冷やしてはいけません。
血液循環が悪くなり、かえって治りが悪くなってしまうためです。
初めは腫れや痛みがでる場合がありますが、1週間ほど経過するとかなりおさまってきます。
5.最後に
フラップ手術は重度の歯周病に対して重要な治療選択肢ですが、患者様の個々の状況や治療計画に応じて、そのメリットとデメリットを慎重に考慮する必要があります。また、手術後の適切なケアと定期的なフォローアップが、長期的な成功には不可欠です。
いろどり歯科ではフラップ手術もおこなっております。
ご予約制となっておりますので、ぜひお気軽にいろどり歯科(072-697-1616)までお電話くださいませ。
ご連絡お待ちしております。
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