インプラント歯周炎について
インプラント歯周炎について
こんにちは!いろどり歯科です。
今回は「インプラント歯周病」ついてブログを書いていきます。
1. インプラントと歯周病の関係
歯周病の既往がある患者は、健常者に比べインプラント周囲の炎症やインプラントの失敗が生じるリスクが高いとされています。そのため、インプラントを埋入する際には歯周病をコントロールする必要があり、インプラント治療の長期予後を良くするためには以下のことが推奨されています
1. インプラント埋入前に、歯周病に対する適切な治療を行う。
2. 治療後に適切なメインテナンスを実施する。
2. インプラントが歯周病になりやすい理由
インプラントは天然歯に比べて歯周病になりやすいとされています。これには主に以下の3つの原因があります
1. 歯根膜がなく細菌感染しやすい: 天然歯には歯根膜があり、インプラントにはそれがないため、血液供給が少なくなり、細菌への抵抗力が弱くなる。
2. 定期メンテナンスや日々のお手入れ不足: 歯の汚れが細菌の塊になり、適切なケアが行われない場合、歯周病になるリスクが高まる。
3. 歯周病を治していない状態でインプラント治療を受けた: 歯周病の状態でインプラント治療を進めると、インプラント周囲炎のリスクが非常に高くなる。
3. インプラント管理の放置によるリスク
インプラントの適切な管理を怠ると、以下のようなリスクが高まります
1. インプラント周囲粘膜炎: 炎症が起こる。
2. インプラント周囲炎: インプラントの動揺や脱落の原因になる。
4. インプラント周囲炎の予防方法
- インプラント周囲炎を予防するためには以下の方法が有効です
1. 毎日の歯磨きを徹底する。
2. 歯医者の定期メンテナンスを受ける。
3. 禁煙する。
4. 歯ぎしりが強い場合はナイトガードを使用する。
これらのことから、インプラント治療を受ける際には歯周病の管理と予防が非常に重要であることが理解できます。
また、インプラント治療前の適切な歯周病の治療と、治療後の継続的なケアがインプラントの成功に不可欠であることがわかります。
定期的にメンテナンスをおこない、健康な歯を保ちましょう。
いろどり歯科
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