歯の役割と1本でも抜けてしまうと起こるトラブルについて

歯の役割と1本でも抜けてしまうと起こるトラブルについて

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こんにちは、いろどり歯科です🦷✨

本日は、歯それぞれの役割と、1本でも抜けてしまうと起こるトラブルについてお話させて頂きます✏️

🌟歯の役割について
正常の場合、永久歯は上下合わせて28本の歯があります。(親知らずを除く)
これらの歯は、「切歯」「犬歯」「臼歯」の3種類に分けられます。

①切歯
切歯とは、前歯のことを言います。
上下の前方に4本ずつ計8本あります。

口元の中心にあるため、見た目の審美性が大きく、発音する時にも大きな役割を果たして います。
もし前歯が抜けてしまったら空気が抜けてしまうので発音がしにくくなったりします。
食事をする際 の前歯の役割は、物を噛み切ることです。
硬いお肉を食べる時にちょうど良い大きさにする最初の仕事を行うのがこの前歯です。
もし前歯がなかったら、常に奥歯が使われる事になってしまい、奥歯の負担が大きくなって しまいます。奥歯が磨り減ってしまい磨耗してしまう原因にも繋がってしまいます。

②犬歯
犬歯は前歯の後ろにあり、前歯と奥歯を繋ぐ役割をしています。

犬歯は歯の中では一番強い構造になっています。
歯ぎしりなどにも負けない強い構造をしているので前歯や奥歯にかかる負担を軽減します。そのことから、前歯と犬歯を守る役割も果たしています。
すべての歯の中で一番長持ちするのは、根っこも一番長い事から犬歯とも言われています。

③臼歯
臼歯は小臼歯と大臼歯があります。
小臼歯は、犬歯の後ろにある歯のことで、食べ物を引き裂く役割を持っています。
大臼歯は、一番奥にある歯のことで、食事をする時に、前歯で噛み切った食べ物をすり潰したり、細かくする役割を担っています。
他には噛み 合わせを安定させる役割もあります。
食べ物を食べる時に大変重要な働きをする歯ですので、もし失ってしまうと他の歯に大きな負担がかかってしまいます。

🌟歯が1本でもなくなってしまうと?
例えば1本歯がなくなってしまうと、ブリッジと呼ばれる橋渡しの歯や入れ歯を入れていくことになりますが、無くなってしまった1本の歯の役割を隣の歯や周りの歯が担う必要がございます。
その為、周りの歯に負担がかかってしまい、他の歯の寿命を縮めてしまいます。
そして、虫歯でも歯周病でもないのに、歯を失ってしまうことになってしまいます。

このように1本でも歯がなくなってしまうとどんどんと周りの歯の負担を増やしてしまい、周りの歯も悪くしてしまう負のスパイラルが生まれます。
1本だけだから大丈夫と思わず、28本全ての歯を大切にしていくことが大切なのです✨


今ある歯をずっと使っていただけるよう、一緒に歯を守っていきましょう😊

歯のこと、お口のことで、少しでも気になることがございましたら、どうぞお気軽にぜひ一度ご連絡、ご相談ください🦷🍀

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