マスクと口内環境との関係
マスクと口内環境との関係
こんにちは、いろどり歯科です🦷✨
新型コロナウイルス感染症の影響から生活に欠かせないものとなったのが「マスク」です。マスクには会話や咳などによる飛沫を防ぐ効果があります。
本日はお口とマスクの関係についてご紹介させて頂きます!
🌟マスク着用時のお口トラブル
マスクをつけることで、口腔内環境に影響を与えることがあります。
①乾燥
呼吸には鼻呼吸と口呼吸があります。マスクをすると息苦しさから口呼吸になる方がいるようです。口呼吸が続くと、お口の中は乾燥しやすくなります。
②口臭
マスクをすると、吐いた息がその周辺にとどまるためニオイを感じやすくなります。
むし歯や歯周病などがあると口臭が発生しやすくなります。
🌟お口トラブルの原因について
上記のお口トラブルの原因は以下が挙げられます。
①唾液の蒸発
そもそも唾液には歯に付着した食べ物を洗い流すなど重要な働きがありますが、マスク着用によって口呼吸になると水分が蒸発しやすくなり唾液の働きが悪くなります。
②会話不足
お口には、発音によって言葉をつくりコミュニケーションをはかる機能もあります。しかし、自粛生活から人と話す機会が減ると、唇、舌、歯、顎などを動かさなくなります。すると、お口への刺激が減り唾液を分泌する力も弱まります。
🌟唾液の効果について
唾液というのは、ただ食べ物を消化するためだけにあるのではありません。唾液の果たす大事な役割として、次のようなことが挙げられます。
・口の中を洗い流す自浄作用
・殺菌作用
・免疫作用
・粘膜保護作用
・歯の再石灰化作用(虫歯になるのを防ぐ作用)
マスクを常時着用することで、口の中は潤っているような気がするかも知れませんが、実は唾液によるこのような機能はあまり働かなくなってしまいます。
🌟口内環境を悪化させないために
マスクをつけていてお口の環境を悪化させないようにするためには、次のことをおすすめします。
①お口のケアを丁寧に行う
通常よりもお口の中の細菌が増えやすい状態になりますので、歯磨きは丁寧に、できれば毎食後行うのが理想的です。
②こまめに水分補給をする
唾液が減りやすく、お口の汚れが停滞しやすいため、こまめに水分補給をしてお口の中を洗い流しましょう。
③定期的に歯科検診を受ける
マスクを装着していない状態よりも虫歯や歯周病のリスクは高くなると考えられますので、定期的にお口の健康状態をチェックし、クリーニングなどの予防治療、早期発見・早期治療を心がけましょう。
歯のこと、お口のことで、少しでも気になることがございましたら、どうぞお気軽にぜひ一度ご連絡、ご相談ください🍀✨
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