こんにちは、いろどり歯科です🦷✨
今回は『セメントの種類』についてお話していきます。

🌟セメントの種類
まず、詰め物を装着するのに使うセメントは、大きく分けると２種類になります。

グラスアイオノマー系のセメントとレジン系のセメントを使います。

グラスアイオノマー系…フッ素を含有しており、固まってからフッ素で歯質の強化を図ります。金属の修復物にはグラスアイオノマー系セメントを使うのが一般的です。
色調は白色です。

レジン系のセメント…セラミック修復ではレジンセメントを使います。接着力に優れていて、高価な材料です。グラスアイオノマー系に比べセメントの劣化も少なく、２次虫歯のリスクが低くなります。最近では保険導入のファイバーコアでも使用します。

🌟虫歯治療において接着歯科治療を行うメリット
従来の虫歯治療では、虫歯を除去した後に金属の詰め物を装着します。その際は歯科用のセメントでくっつけます。
しかし、このセメントはあまり接着力が高くなく、外れにくくする為には必要以上に大きく削り、形を整える必要がありました。

しかし、接着治療では、接着材を用いて歯質とコンポジットレジンを隙間なく接着させることが可能なので歯を大きく削らずに済み、健康な歯をできるだけ多く残すことができます！

また、虫歯の範囲が大きく、間接的に詰め物や被せ物を作って装着する必要がある場合は、その装着に接着性レジンセメントを用います。
従来の歯科用セメントは唾液で溶ける性質がありました。
そのため、歯と詰め物の間に間隙ができてしまい、そこから虫歯が再発する危険性が指摘されていましたが、接着性レジンセメントは唾液によって溶けたり崩壊したりせず、歯と接着しているため、虫歯の再発が少ない治療法となっています。

🌟レジンの色について
色は「Ａ１」「Ａ２」「Ａ３」「Ａ３．５」「Ａ４」「クリア色」
　オペークの「Ａ１」「Ａ２」「Ａ３」「Ａ３．５」「Ａ４」など多種多様です。

一番明るい色がA1で、A4に向かってだんだんと暗いお色味となっています。
基本的に日本人の歯の色は平均的に「A3」か「A3.5」だと言われています。
当院でも、大人の歯にはA3を使うことが多いです。（子供の歯にはA2を使ったりします）

ちなみに、当院では「怖くない」「削らない」「抜かない」をモットーとし、患者様に優しい治療を行っています☺️！

歯のこと、お口のことで、少しでも気になることがございましたら、どうぞお気軽にぜひ一度ご連絡、ご相談ください☘️✨