歯磨きのタイミングと正しい磨き方
歯磨きのタイミングと正しい磨き方
こんにちは、いろどり歯科です🦷✨
今回は『歯を磨くタイミングと正しい歯磨きの方法』についてお話します!
以前から日本では、食後3分以内に3分間歯を磨くという考えから「3・3・3運動」がさかんに呼びかけられてきました。
しかし実は歯の表面を保護しているエナメル質という組織は、食事をしてお口の中が酸性に傾いていると、もろく傷つきやすい状態になります。食後すぐに歯磨きをすると、エナメル質がダメージを受けるリスクが高くなってしまうのです。
お口の中は唾液の働きにより中和される作用があります。
そして「再石灰化」という作用によって、弱くなったエナメル質表面を再度硬くする作用もあります。
この作用が働くのを待って歯磨きするのがちょうど良いタイミングであり、食後15分~30分後がベストなタイミングなのです。
✍️歯ブラシを濡らして磨く
濡れた歯ブラシで歯磨きをすると、歯磨き粉が素早く泡立つので、汚れがよく落ちるイメージから、歯ブラシを水で濡らす方が多いようですが、これはNGです。
歯磨きがはやく泡立ってしまうとすぐに磨けた気分になってしまいます。
効果的に歯磨きをするには、泡ではなく毛先が重要です。
乾いた歯ブラシのまま磨きましょう。
✍️しっかりゴシゴシ磨く
固めの毛先で歯面をゴシゴシと強く磨いた方が、汚れをしっかりと落とせる気がします。
しかし固い毛先と強い歯磨き圧は歯の表面を削ってしまう恐れや、歯茎を傷つけて歯ぐきが下がる原因にもなります。
歯ブラシの毛先は柔らかいものの方が歯と歯の間や歯と歯ぐきのすき間にフィットしやすくなります。
✍️歯ブラシを当てる位置
歯ブラシを当てる位置は歯と歯茎のあいだの境目あたりです。
歯の先端は唾液の流れ唇の動きで歯垢はある程度取れています。
歯周病の原意になり虫歯に最もなりやすい歯と歯肉のあいだにしっかり当てるようにします。
当てる角度は歯の面に対して45度から90度です。
✍️歯ブラシの動かし方
横刻みに細かく動かします。
歯1〜2本程度の幅で動かすように意識していただければちょうどいいです。
前歯の裏だけは歯ブラシの先端やかかとの部分を使い、掻き出すように磨いていくとキレイに磨けます。
✍️ 最後のチェック
歯ブラシが終わったら歯垢がきちんと取れているか舌でチェックしてみてください。ツルツルとした面は磨けていますし、ザラザラの面は再度磨く必要があります。
特に前歯の裏面や奥歯の生え際は要注意です!
ここまで読んでくださりありがとうございました!
歯のこと、お口のことで、少しでも気になることがございましたら、どうぞお気軽にぜひ一度ご連絡、ご相談ください🍀
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