口腔がんについて
口腔がんについて
こんにちは、いろどり歯科です🦷✨
本日は「口腔がん」についてお話ししていきます!!
日本では年間約6000人がかかり、約3000人もの方が死亡しているとされている「口腔がん」。国を挙げてがん対策に取り組んでいるアメリカをはじめとする先進諸国では、早期発見、早期治療を徹底することで、罹患率は変わらず高いものの死亡率は減少傾向にあると言われています。ところが日本はその逆で、罹患率も死亡率も年々増加する一方なのです。
🌟口腔がんとは??
口の中全体を口腔と言い、ここにできるがんを総称して「口腔がん」と呼んでいます。「口腔がん」はできる場所によって『舌がん(ぜつがん)』・『歯肉がん(しにくがん)』・『口腔底がん(こうくうていがん)』・『頬粘膜がん(きょうねんまくがん)』・『口蓋がん(こうがいがん)』・『口唇がん(こうしんがん)』に分類されます。部位別では『舌がん』が最も多く、次に多いのが『歯肉がん』となります。
発生頻度は、がん全体の1~3%程度と決して多くありませんし、他のがんとは違い、患部を直接見ることができるので早期発見しやすいがんといえるでしょう。ところが、一般の方にあまり知られていないため、進行するまで放置されてしまうケースが多く、亡くなられる方が急増しているがんでもあるのです。
🌟主な症状は??
口腔がんの自覚症状で最も多いのが口腔内の痛み。その他、しこり、腫れ、ただれ、出血、歯のぐらつき、口臭などが挙げられます。しかし、初期の段階では痛みが少なく、痛みが出て来た時にはすでに進行しているケースが多く、舌や歯肉の盛り上がり、硬いしこり、なかなか治らない口内炎などの症状には注意が必要です。
🌟口内炎と口腔がんの見分け方は?
舌や口の中の粘膜がただれたりすると、多くの人は「口内炎ができた」と考えるでしょう。 もちろん実際に口内炎であるケースのほうが圧倒的に多いのですが、それが口腔がんの初期症状である可能性もあるので、注意が必要です。 とはいえ実際のところ、それが口内炎か口腔がんかを見た目だけで判断するのは非常に難しいのです。 唯一言えることは、なかなか治らない口内炎は口腔がんの可能性がある、ということです。 2週間以上治らない口内炎や口の中の異常がある場合には、必ず耳鼻咽喉科の専門医を受診してください。
🌟口腔がんにならないために気をつけることは?
①タバコ、お酒を控える。
②偏食せず、栄養バランスのとれた食事をする。
③歯みがきを丁寧に行い、口の中を清潔にする。
④壊れた入れ歯、合わない入れ歯、かけてとがった歯などを放置しないで、きちんと治療する。
気になる症状があったときは口の中に気になる症状を見つけたり、心配なことがあるときには、できるだ け早く歯科医院を受診し歯科医師に相談してください。
ここまで読んでいただきありがとうございました☺️歯のことお口のことで少しでも気になることがございましたらどうぞお気軽にぜひ一度、ご連絡ご相談ください🍀✨️
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