よく噛むことについて

よく噛むことについて

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こんにちは、いろどり歯科です🦷✨

今回は『よく噛むこと』についてお話します!


昔から食事をする時に、「よく噛んで食べなさい!」と言われてきましたが、よく噛むことの効果をご存知でしょうか。
「食べ物を細かくすることで消化を助ける。」「噛むことで満腹中枢が刺激されて食べ過ぎの防止になる。」... などこの辺は皆さんよく知っていることだと思います。

その他にもたくさんのメリットがあります
①小顔効果
よく噛むことで口の周りの筋肉が引き締められ、小顔効果がでます。
口の周りの筋肉は咬筋(こうきん)、表情筋や口輪筋(こうりんきん)などがあり、よく使うことによって引き締め効果が得られます。

②脳の活性化
よく噛むことは記憶力の向上や認知症の防止にも効果的とされます。よく噛むことで脳神経が刺激されて脳に流れる血液の量が増えて脳が活性化するのです。
自分の歯でよく噛める方と入れ歯でものがよく噛めない方とでは寝たきりや認知症になる確率も格段に違います。

③虫歯予防
よく噛むことによって唾液が多くなり、虫歯を再石灰化させる効果が上がります。
歯は物を食べた時に歯が溶ける脱灰(だっかい)とその溶けた歯を元に戻す再石灰化(さいせっかいか)を繰り返しています。
再石灰化は唾液の成分で起こるので、よく噛んで唾液を多く出すことで虫歯予防が期待できます。

④歯並びが良くなる
よく噛むことで顎の筋肉が鍛えられて歯が並ぶための顎の骨を発達させて歯並びをよくします。
よく噛むことで舌や顎の筋肉が発達し、顎の骨も広がっていきます。
噛む力が弱い方は顎の筋肉や骨が小さくなり歯並びが悪くなってしまうことがあります。

⑤口の器官が発達する
よく噛むことで口の器官の味覚や触覚が発達します。よく噛むことで口や舌の粘膜が刺激されて、粘膜の中にある味覚や触覚の細胞が刺激されます。よく噛むことで食べ物本来の味を認識することができ、味覚はよく発達します。

⑥がん予防
よく噛むことで唾液に含まれるペルオキシダーゼという酵素が多く分泌され、食品の発がん性を抑えます。我々が食べるものには発がん性が含まれているものがあります。代表的なもでいうと焦げてしまったものなどです。普段気にするとぼのものではないのですが、蓄積されるとがんになる可能性もあるのです。唾液に含まれるペルオキシダーゼという酵素が、発がん性物質を体の外に出してくれるためがん予防に繋がります。

このようによく噛んで食べることにはたくさんのメリットがあります。
普段からこういったメリットを心掛けながら食事をすることが大切です。

ここまで読んでいただきありがとうございました。
歯のこと、お口のことで、少しでも気になることがございましたら、どうぞお気軽にぜひ一度ご連絡、ご相談ください🍀

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