歯を磨くタイミング
歯を磨くタイミング
こんにちはいろどり歯科です✨️
本日は「歯を磨くタイミング」についてお話していこうと思います。
以前から日本では、食後3分以内に3分間1日3回歯を磨くと虫歯になりにくい、という考えから『3・3・3運動』が盛んに呼びかけられてきました。しかし、この運動は虫歯予防というより、どちらかというと歯みがきの習慣化を促すためのものと考えた方が良いでしょう。実際はそこまでの予防効果にはつながらないようです。
🌟虫歯予防に効果的な歯磨きのタイミングはいつなの???
虫歯や歯周病は、それぞれ原因菌によってできます。原因菌は、夜、寝ている間にお口の中でどんどん増えてその危険性を増していきます。寝ている間はだ液がほとんど出ないので、原因菌が洗い流されることなく、菌にとって住みやすい環境が整ってしまうのです。朝起きた直後に 口が臭うのは、このことが原因と考えられています。
だ液は、天然のリンスと呼ばれるほど、お口の中で重要な役割を担っています。私たちはお口の中にだ液があることで、虫歯や歯周病をある程度防いでいます。だ液は、食べ物を良く噛んだり、おしゃべりをするなど、お口を刺激すると出てくるので、寝ている間はどうしても、だ液の分泌が少なくなってしまいます。寝る前の歯磨きをしっかり行い、できるだけお口の細菌数を減らしましょう。
1日の汚れを持ち越さないように、朝、昼、夕食後の歯磨きがしっかりできなくても、「寝る前にリセットする!」という事を心掛けてみてください。
また、食後はお口の中が酸性の状態となっているので、食事を終えてすぐに歯を磨くと歯を傷つけやすいと言われています。
これらを踏まえると、歯磨きは「夜寝る直前」と「朝起きて朝ごはんを食べる前」に行うのが効果的と言えるのではないでしょうか。毎日がんばって歯を磨いても虫歯ができてしまう人は、一度、このタイミングで歯磨きを続けてみて効果を試してみてください。
🌟今の自分の歯みがき習慣は正しい?
普段毎日歯みがきをしていても、虫歯になったり口内トラブルが起こる人は歯みがきを見直した方が良いかもしれません。
自己流の歯みがきは汚れを完全に落とし切れていなかったり、歯を傷つけていたりする可能性があります。
正しい歯みがきの知識をつけて、虫歯や歯周病を徹底予防しましょう。
自身ではどのような磨き方が良いかの判断が難しいので、お近くの歯医者でブラッシング指導をお願いするのがお勧めです。患実態調査によると、歯みがきの平均回数で一番多いのは、一日2回という回答で、所要時間では「一回1〜3分未満」でした。
一般的には、毎食後3分間の歯みがきが推奨されており、28本(親知らずをいれると32本)の歯の汚れをしっかり落とすためには、最低でも3分間ほどかかると言われています。
また、歯科医院などでは、歯1本1本の前側・断面・後ろ側をみがくとなると、10分以上かけることを推奨されているケースもあります。
毎食後に10分以上の歯みがき時間が取れないという方は、就寝前の最後の歯みがきに時間をかけて丁寧にみがければ、すぐに虫歯や歯周病になる可能性は低いと考えられます。
その際は歯間ブラシやデンタルフロスなどの補助清掃器具も使ってみがくのがおすすめです。
歯みがきの目的は、口の中にある食べかすを除去することと、歯の表面に付着したむし歯菌のかたまりである歯垢を除去することです。
歯垢はむし歯や歯周病の根本的原因です。歯ブラシで機械的に歯垢を除去することで、口の中の病気やトラブルを予防できます。
歯磨きはタイミングも大切ですが、もっと重要なのがその人に最適な磨き方で歯磨きを行う事です。
自身ではどのような磨き方が良いかの判断が難しいので、お近くの歯医者でブラッシング指導をお願いするのがお勧めです😊
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。歯のことお口のことで少しでも気になることがございましたらどうぞお気軽にぜひ一度、ご連絡ご相談ください🍀✨️
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