親知らずは抜くべきか

親知らずは抜くべきか

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こんにちは、いろどり歯科です🦷✨

今回は『親知らずを抜くべきかどうか』についてお話します!

親知らずとは、大臼歯(大人の奥歯)の中で最も後ろにある歯のことです。

永久歯は通常15歳前後で生え揃いますが、親知らずは生える時期が概ね10代後半から20代前半であり、親に知られることなく生えてくる歯であることがその名前の由来だとも言われています。

基本的に「歯は抜かずに済むなら抜かない方が良い」のですが、その割に、親知らずに関しては抜歯した人が多いと思いませんか?
何故、親知らずは抜くことが多いのでしょうか?
親知らずは、
①抜かないといけないケース
②抜いた方がベタなケース
③抜かなくていいケース
の3種類があります。

①抜かないといけないケース
・親知らずが斜めになっていて、歯茎が何か
腫れている場合
・親知らずが斜めになっていて明らかに横の歯
を押していて、前歯まで歯並びが悪くなりそう
な場合
・親知らずのせいで歯磨きがしにくくて、手前
の歯が虫歯になりそうな場合
・親知らずが既に大きな虫歯になっている場合

②抜いた方がベタなケース
・親知らずが斜めになっていて、歯茎が1回だけ
腫れた場合(緊急性はありませんが再び腫れる
ことも多いからです)
・女性の場合で、妊娠を予定されている方の場
合(妊娠中に親知らずが腫れると、抜くことが
できなかったり、薬も飲めない時期があるた
め)
・上か下かいずれか一方しか生えていない場合
(親知らずが伸びてきて、歯茎を噛んだり、顎
関節症の一因ともなるため)
・親知らずに歯茎が中途半端に乗っかっている
場合
・親知らずが、歯茎やほっぺたを噛む場合

③抜かなくていいケース
・真っ直ぐに生えていて、歯磨きもしやすい場

・親知らず自体が、噛み合わせに役に立ってい
る場合
・完全に骨に埋もれていて、現状で被害がない
場合

ちなみに、親知らずを抜くのではあれば早い方がオススメです。
①親知らずがある限り炎症をおこしては治ってを繰り返すから
②長く放置すればするほど手前の歯が虫歯になる可能性が高くなるから
③高齢になると、歯と骨が癒着して抜くのが大変(抜かれる側のダメージが大きく)なる可能性があがるから

今後の人生で最も若いのは今なので、患者様のお身体のためにも早めの判断を推奨します。

ここまで読んでいただきありがとうございました。
歯のこと、お口のことで、少しでも気になることがございましたら、どうぞお気軽にぜひ一度ご連絡、ご相談ください🍀

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