2022.10.17

2022.10.17

こんにちは、いろどり歯科です🦷🪥💫

本日は「妊婦さんと歯の健康」についてお話します!

早産のリスクがもっとも高くなるのはなにかご存知ですか?

実は歯周病がもっともリスクが高く、喫煙や飲酒に比べてリスクは8倍とも言われています。

歯周病と早産。一見関係ないように思えますが、さまざまな研究によりその因果関係が明らかになってきています。

低体重児出産に関していえば、一般的に胎児に悪影響のあると言われている飲酒や喫煙よりも歯周病の方が8倍もリスクが高いと考えられているのです。
とにかく妊婦さんにとって歯周病は大敵です!

✍️妊婦さんが虫歯や歯周病になりやすいワケ

1、ホルモンの影響で歯周病菌が増加
歯周病菌の中には、妊娠中に分泌が増える卵胞ホルモンを栄養源にする菌がいます。そのため歯周病菌が増えやすくなります。

2、免疫力が低下する
妊娠中は免疫力が低下します。お口の中も例外ではありません。むし歯菌や歯周病菌に抵抗する力が落ち、歯のトラブルが起こりやすくなります。

3、歯磨きがおろそかになる
つわりで歯磨きがおろそかになりがちです。
胃が圧迫されるので小分けにして食べる回数が増えたりすると、歯垢がたまりやすくなります。それがむし歯や歯周病の原因になることもあります。

✍️妊娠中の歯の治療

歯科治療で行われる治療が妊娠経過や赤ちゃんに影響しないか、気になる方もいるでしょう。しかし、妊娠を告げた上で受ける治療は基本的に心配いりません。

・麻酔

歯科治療で使われる局所麻酔は薬の量が少ないので、赤ちゃんへの影響はまず心配ありません。

・X線撮影

歯科用のX線撮影は腹部からも離れており、お腹の赤ちゃんへの放射線の影響は無視できるレベルです。
防護エプロンも着用するので、心配いりません。

・薬

抗菌薬や鎮痛薬も、妊娠中に使用して問題ないものです。ただ、妊娠していることを医師に告げることは忘れずに。


✍️定期的なメンテナンスが大事

歯科では治療だけではなく、衛生士さんによる歯ブラシが届きにくい場所の歯垢を除去したり、歯石や歯と歯茎の溝の汚れをとるクリーニングもしてもらえます。
トラブルがあってから行くのではなく、定期的にメインテナンスを行い、何かあれば早期に治療を行えるようにしておくと安心です。

ここまで読んでいただきありがとうございました!
歯のこと、お口のことで、少しでも気になることがございましたら、どうぞお気軽にぜひ一度ご連絡、ご相談ください🍀

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