2022.09.17
2022.09.17
こんにちは、いろどり歯科です🦷✨
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今回は唾液の働きと唾液腺マッサージについて紹介します。
加齢によって唾液腺が委縮したり、筋肉が衰えたりすると、唾液の量が減少してしまい誤嚥を引き起こす原因になります。
これらを防ぐ方法に、唾液腺マッサージがあります。唾液腺マッサージは、口の中に複数ある唾液腺を刺激することで唾液の分泌を促し、誤嚥予防だけでなく口腔内の自浄作用や乾燥の予防にも効果があります。
まずはじめに、唾液そのものにはどのような働きがあるかについてですが、主な働きとしては以下のようなものがあげられます。
1.飲み込みや消化を助ける
2.抗菌作用
唾液に含まれる抗菌物質がお口の細菌を取り除きます
3. 口の粘膜に傷がつかないように、口の粘膜を潤してコーティング
4.お口の中のpHを中性に保つ
食後に酸性になったお口の中を中性に戻そうとします
5. 酸によって溶けた歯を修復する(再石灰化)
6.お口の中を清潔に保つ(自浄作用)
お口の中を清潔に保つ(自浄作用)
7.食べ物の味を溶かす(味覚)
次に、唾液腺マッサージの効果としてあげられるのは以下のものになります。
1.虫歯•歯周病•口臭予防の役立つ
2.口周りの筋肉がほぐれ、口が開きやすくなる
3.食べ物を噛み砕いたり、飲み込んだりしやすくなる
4.乾燥による粘膜の痛みの症状が和らぐ
5.ドライマウス(口腔乾燥症)のケアがしやすくなる
では、ここで唾液腺マッサージのやり方について紹介します。
唾液腺マッサージのやり方
唾液腺は、耳下腺・顎下腺・舌下腺の3ヵ所をマッサージします。食事前やオーラルケアの前に行うのがおすすめです。
耳下腺のマッサージ
耳の付け根あたりの噛み締めた時に膨らむところに指を押しあて、前に向かってゆっくり円を描くように回します。
10回1セットで1日2~3セット行います。
顎下腺のマッサージ
顎の下をマッサージします。
親指を押しあて、位置をずらしながら後ろから前に向かって、やや強めに押し込みます。
これを1日5回行います。
舌下腺のマッサージ
舌下腺はあごの先のとがった部分の内側です。顎の真下から舌を押し上げるように10回ほど上方向にゆっくり押し当てます。
力を入れずに指で軽く圧迫するように行うのがポイントです!
唾液腺マッサージはリラックス効果も期待できます!
唾液腺の委縮やお口周りの筋肉の衰えを感じた場合は、ぜひ積極的に行ってみてください☺️
歯のこと、お口のことで、少しでも気になることがございましたら、どうぞお気軽にぜひ一度ご連絡、ご相談ください🍀
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