2022.09.06
2022.09.06
こんにちは、いろどり歯科です🦷✨
✨
今回は感染予防について紹介します。
歯科医院では、毎日多くの患者様に処置が行われており、血液媒介病原体を含む血液や体液などが付着した針を刺したり、眼や鼻・口などの粘膜への曝露があると、その人は血液媒介病原体に感染する危険があります。
患者様から患者様への感染を予防するためには、標準予防策を遵守することが重要になります。
標準予防策とは、「あらゆる人の血液、すべての体液、汗以外の分泌物、排泄物、損傷のある皮膚、および粘膜には感染性があると考えて取り扱う」という考え方を基盤に、すべての人に実施する感染予防策です。
使用後の歯科器材は、患者の血液やだ液で汚染されているため、適切な処理が行われなければ、その器材を使用される患者および職員が感染する危険があります。
1.手指衛生
2.個人防護具
3.歯科医療器材の洗浄・消毒・滅菌
これらの3つの観点において、歯科医院では多くの感染予防対策が行われていますが、当院の感染予防対策について紹介いたします。
当院では、患者様ごとに手袋や歯ブラシは新品に交換しております。エプロン、コップ、針、バキュームなど、可能な限り使い捨てにして、適切な衛生管理にもと使用しています。
・高圧蒸気滅菌器で、個別に滅菌・消毒を行なっています。
世界最高の衛生基準であるクラスBの滅菌器を使用し、パックした器具を完全に滅菌します。使用直前に開封しますので完全無菌状態です。
・超音波洗浄器の使用
落ちにくい汚れは超音波洗浄器を使用し、目に見えない汚れを落としています。
加えて先程の滅菌、消毒をして二次感染対策をしています。
・歯を削るドリルを専用機器で消毒、滅菌しています。
歯を削るドリルは非常に複雑な形をしているため、専用機器を導入し、その後個別にパックして滅菌しています。
・バー、ファイル、根幹治療に使用するものも完全滅菌
虫歯や根幹治療に使用するバーやファイルなども毎回完全に滅菌しています。患者様ごとの器具を交換し、超音波洗浄した上で滅菌しています。
また、当院では洗浄されたもの、消毒されたもの、滅菌されたものは器材の導線を作り、分別して管理しています。
歯科ユニットの清掃について
歯科処置中に歯科医師、助手の手の触れる可能性がある場所に関しては、消毒薬を染み込ませたワッテで患者様一人ごとに清掃を行っております。
バリアをする場合は、ライトハンドル、ヘッドレスト、ドクターユニットなどを、ラップ材でバリアします。
歯のこと、お口のことで、少しでも気になることがございましたら、どうぞお気軽にぜひ一度ご連絡、ご相談ください🍀
LINE
相談