2022.09.05

2022.09.05

こんにちはいろどり歯科です🦷✨

本日は「噛みんぐ30」についてお話します!

厚生労働省は「歯科保健と食育のあり方に関する検討会」が提唱する、ひと口30回噛むことを目標にした「噛ミング30運動」を行っています。 

ひと口で30回噛むということは意外と難しいものですね。

食事中、意識しないとなかなか出来ませんし、すぐに疲れてしまうと思います。

普段、いかに噛んでいないかと実感させられますね。

日本人の主食は平安時代から戦前までは、米や麦。おかずは魚や野菜を食べていました。

1度の食事時間はおよそ20~30分。噛む回数は1500回位だったそうです。

更にさかのぼり、弥生時代では、木の実や干し物類を食べ、1度の食事時間はおよそ1時間。噛む回数はなんと3900回!!

これに対して現代は加工品や欧米化の食事が多くなり、1度の食事で噛む回数は620回程度です。弥生時代の6分の1となっているのです。

そのため、弥生時代の人はアゴがしっかりとして、歯並びも美しく揃っていたようです。

🌟噛むことの効果

①消化吸収がよくなる。

②抵抗力が高まる。

③肥満防止。

④歯科疾患予防

⑤脳が活性化する。

⑥発音がはっきり、表情も豊かになる。

🌟よく噛んで食べるための工夫

①一口の量は少なめにし、食べ物の形がなくなるまで意識して噛む。

②飲み込んでから次の食べ物を口に入れる。

③口に食べ物が入っている間は、水分をとらない。

④家族や友人と一緒にゆっくり20分位かけて食べる。

⑤ながら食べをしない。(テレビを見ながら、新聞や本を読みながら、ゲームをしながら、スマホや携帯電話を操作しながら・・・食べない。)

🌟成人の歯の本数は??

成人では、28本です。親知らずを含めると32本になります。

噛むためには、ある程度の歯の本数が必要です。一般的に歯が20本以上あれば、食事に制限はなく、何でもおいしくたべられます。

しかしながら、歯の本数が十分であっても、右側のみ、左側のみなどの「片側噛み」が癖になっていると、歯や顎の関節を痛めるばかりか、顔のゆがみや、頭痛などの、からだの不調を引き起こすことがあります。「片側噛み」は虫歯や、歯周病、歯並びの悪さなどが、原因の場合があるので、一度歯科医に相談すると良いでしょう。

良く噛めることは、長生きで健康的なからだを保つことにつながります。定期的な歯の健康チェックと十分なブラッシングを行い、よく噛める状態を保つことができるならば、それは、なによりにも勝る、財産といえるでしょう。

ここまで読んでいただきありがとうございました!歯のことお口のことで、気になることがございましたら、ぜひ一度、ご連絡、ご相談ください✨🍀

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