2022.09.01
2022.09.01
こんにちは、いろどり歯科です🦷🪥
今回は歯の着色(ステイン)についてお話させていただきます。
そもそも歯の着色とは?
食べ物の中に含まれるポリフェノールやタンニンが、歯の表面のエナメル質を覆っているぺリクルという膜に付着して沈着していき、イオン結合してできた頑固な汚れの事です。
◎ポリフェノール・タンニンを多く含む食品
コーヒー、紅茶、緑茶、ワイン、チョコレートなど
また、タバコに多く含まれているタールは黒褐色で粘質性もあるので、非常に着色しやすくなります。
普段よく使用するお醤油・ケチャップなど色が濃い調味料も着色しやすいのでお口にしないのはなかなか難しいですね、、
では、歯が着色しないように普段、気をつける事をお伝えします。
・歯ブラシをする!
着色しやすい物を食べたり、飲んだりした後は歯磨きをしましょう!衣類に食べ物つき、時間がたつとシミになってしまうように、歯も汚れの元を落とすことが大切です。外出先などで、歯ブラシが難しい場合、水を飲んだり、お口をゆすぐだけでも効果的です。
・着色しやすい飲料は、ストローを使用する!
なるべく、歯の表面に飲み物が付かないようにストローを使いましょう!
・唾液で飲食する前に、コーティングを!
唾液には、洗浄作用という汚れを洗い流してくれる働きがあります。飲食する前、歯の表面全体を舌でなめて汚れを付きづらくしましょう!唾液の少ない方は、ガム、タブレットを利用したり、普段からよく噛んで食べることを意識しましょう!
・鼻呼吸を意識しましょう!
口が乾いた状態が続くと着色しやすくなります。特に寝ている間、口呼吸の方は鼻呼吸の方に比べ着色しやすいので、部屋を加湿する、マスクをするなどしましょう!
・ステインオフの歯磨き粉や音波ブラシを使用しましょう!
ポリリン酸配合などの歯磨き粉を使用し、日頃から着色予防しましょう!市販の歯磨き粉の中には、研磨剤が多く配合されているものもあるので、歯磨き粉選びも注意が必要です。また、ゴシゴシ磨いてしまうと細かい傷が付き、そこに色素が入りこんでしまうため、正しいブラッシングを行うことが大切です。そこでお勧めなのが、音波ブラシになります。自宅でプロのブラッシングが可能になります!
しかし、着色の付着には、唾液のタイプや歯並び、歯の形などにより個人差があります。
一度付着した着色は、ご自身では取れないので、歯科医院の専用の機械でクリーニングする必要があります。
クリーニングは、綺麗に着色を落とすだけではなく、歯の表面のエナメル質をツルツルにし、汚れや着色そのものを付きづらくします。歯科医院でクリーニングをすることも着色予防につながります。
歯のこと、お口のことで、少しでも気になることがございましたら、どうぞお気軽にぜひ一度ご連絡、ご相談ください🌟
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