2022.08.19

2022.08.19

こんにちは、いろどり歯科です🦷✨

今回は親知らずについてお話しします🌟

親知らずとは、前から数えて8番目の一番奥に生えてくる永久歯の事です。

親知らずは一般的には上顎の左右2本と下顎の左右2本の合計4本ありますが、もともと親知らずのない人や3本しかない人、2本しかない人、など必ずしも4本生えているわけではなく個人差があります。

また、親知らずの生えてくる場所が不足している、あるいは生えてくる方向が通常と異なるために埋伏(埋まっている状態)していたり、きちんと生えてこないことも多いです。

勘違いされている方が多いのですが、「親知らず」は不要な歯ではありません。絶対に必要というわけでもありませんが、正しく噛み合わせができていれば、あってもよい歯なのです。

では、どのような基準で親知らずを残すのか、抜いたほうがいい場合の基準はどこなのでしょうか。多くの医院では、親知らずが原因で起きるトラブルの可能性の度合いで判断します。

親知らずは生えてくるのに個人差がありますが18〜20歳頃と遅いため「親が知らないうちに生えてくる」という意味で「親知らず」と呼ばれるようになったそうです。

親知らずが及ばす影響や症状

✳︎痛み/腫れ
周囲の歯肉が炎症を起こすことで、腫れて痛みがでる
繰り返すと手前の歯を支えている骨が溶けるなどの悪影響も生じます。

✳︎虫歯/歯周病
歯ブラシがきちんと当たらず、虫歯になってしまったり、口臭の原因や歯周病になるリスクが高まります。
親知らずだけでなく手前の歯も同じように虫歯や歯周病になることもありますので要注意です。

患者様に「親知らずは抜かないといけないんですか?」と聞かれることがあるのですがまっすぐ生えていて正常に機能していたり、良好な口腔環境で虫歯や歯周病になるリスクが低い場合や、骨の中に完全に埋まっている場合はあえて抜く必要はございません。

ですが、中途半端生えていることが原因で先程のような症状を起こっている場合や、歯列矯正をする予定がある場合は、抜いたほうがいいケースもございます。

親知らずの抜歯は埋まっている位置や深さにより、分割して抜かないといけないこともあり、難しいケースもあります。

当院では、難しいケースの場合にはCTを撮影させていただき、歯や骨の形態をしっかり診断し、抜歯可能かを判断いたしますのでご安心下さい。

歯のこと、お口のことで、少しでも気になることがございましたら、どうぞお気軽にぜひ一度ご連絡、ご相談ください💫

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