2022.08.16
2022.08.16
こんにちは、いろどり歯科です🦷✨
本日は「鼻呼吸と口呼吸」についてお話します!
普段無意識に行っている呼吸ですが、鼻呼吸と口呼吸どちらで行っているか意識したことはありますか?
ボーッとしているとき、寝ているときなどに少しでも口を開けているかも?と思い当たる人は口から息を吸って吐いている口呼吸をしている可能性があります。
更に最近では長時間マスクをして生活するようになりました。
マスクをしていると空気を吸い込む抵抗が大きくなり、鼻呼吸だけでは呼吸がしずらくなってしまう為、無意識に口呼吸をするようになってしまいます。
✍🏻鼻呼吸の良いところ
鼻の入口にある鼻毛は天然のフィルターとも言われ、外から侵入しようとする花粉やホコリなどをブロックしてくれるほか、鼻腔粘膜では、線毛の上皮細胞と粘液の分泌によってウイルスや細菌などのさらに小さな異物を絡め取ってくれます。
その為鼻呼吸は外気を体にとって害のないきれいな空気にして肺に送り込みます。
✍🏻口呼吸によるリスク
①虫歯や歯周病、口臭の原因になる
口の中が乾燥してしまい、唾液による抗菌作用が発揮されず虫歯菌や歯周病菌が繁殖しやすくなります。
②歯並びが悪くなる
口呼吸をしていると舌が正しい位置にいないため舌と口の周りの筋肉のバランスが崩れてしまいます。
また顎の成長に支障をきたすために顎の大きさと歯の大きさのバランスが乱れ歯並びが悪くなってしまいます。
③風邪やアレルギーになりやすい
鼻のような加湿、空気清浄機のような効果が得られないので、空気の汚れやウイルスをそのまま肺に送り込んでしまいます。
その為風邪やアレルギーになりやすくなります。
④老化を促進する
口呼吸では常に口を開けているので、口の周りの筋肉が衰えてしまいます。
その為、表情筋が緩み小じわやほうれい線、口元のたるみの原因になってしまいます。
✍🏻鼻呼吸によって期待できる効果
①口を閉じるので、口の渇きや喉の乾燥を防ぐ
②唾液の分泌が多くなるので、口の中の殺菌効果が高まる
③いびきの軽減、予防
④筋肉にたくさんの酸素が届けられるので疲労物質の乳酸が軽減し、デトックス効果が高まる
⑤基礎代謝があがり痩せやすい体になる
✍🏻口呼吸の治し方
①睡眠時間にサージカルテープを口に貼る
②片方の歯だけでものを噛まない
③ガムなどを噛んで口の周りの筋肉を鍛える
普段のマスク生活により口呼吸による虫歯や歯周病の重症化が懸念されています。
定期的に歯科検診を受け重症化しないようにしましょう。
ここまで読んでいただきありがとうございました!
歯のこと、お口のことで、少しでも気になることがございましたら、どうぞお気軽にぜひ一度ご連絡、ご相談ください🍀
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