2022.7.10
2022.7.10
こんにちは、いろどり歯科です🦷✨
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今回はシーラントについて紹介します。
シーラントとは、虫歯治療ではなく、予防処置のことを言います。
主に、乳歯の奥歯、生えたばかりの永久歯の溝を歯科用樹脂(プラスチック)を使って埋めます。
歯には細かい溝があり、歯ブラシが奥まであたりにくく、食べかすや菌が溜まりやすい場所になっており、虫歯になりやすい部分でもあります。
その虫歯になりやすい部分を事前に埋めることで、虫歯を予防する処置がシーラントになります。
虫歯になってしまうと、歯を削ることになるため、その可能性を減らせることはシーラントのメリットであると言えます。
また、シーラントにはフッ素の成分も含まれているため、虫歯を予防するだけでなく、歯の表面を強化する効果もあります。
次に、シーラントのデメリットについても紹介します。
シーラントは少しずつ劣化し、破損してくることがあります。
シーラント治療は口腔内の負担を減らすため、非常に薄い素材になっており、通常の詰め物よりも取れやすくなっています。
また、シーラントした部分の歯の表面は見にくくなるため、虫歯になっていても、発見が遅くなることがあります。
シーラントが壊れてしまった状態をそのままにしているとシーラントをしていなかったときよりも、虫歯になりやすくなってしまいます。そのため、定期検診に来ていただくことでお口の状態を確認させていただいております。
シーラント処置の流れ
①最初に歯の溝の部分の汚れを取り除きます。
②歯を乾燥させてシーラントの前処理の薬剤を塗布し、数秒置いてから水で洗って乾燥させます。
③歯の溝にシーラントを塗ります。
④光を当ててシーラントを硬化させます。
シーラント処置は歯を削らないため、痛みもなく、小さなお子様でも、簡単に虫歯予防ができます。また、保険内での治療になるため、気軽に行うことができます。
ガムやキャラメル等の粘着性の高いものや、歯ぎしりなどでも外れてしまうことがありますので、取れてしまった場合は再度、シーラント処置をさせていただきます。
生えたばかりの歯は柔らかく、虫歯の進行が早いため、3ヶ月に一度を目安に、予防措置として、シーラント処置を行っていただくことがおススメです☺️
乳歯の奥歯が生えてくる3〜4歳頃
奥歯の永久歯が生えてくる5〜6歳頃
虫歯になりやすい12歳臼歯が生えてくる12歳頃が目安になりますので、ぜひご検討ください😊
歯のこと、お口のことで、少しでも気になることがございましたら、どうぞお気軽にぜひ一度ご連絡、ご相談ください🍀
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