2022.7.02

2022.7.02

こんにちは、いろどり歯科です🦷✨

今回は麻酔について紹介します。
歯医者さんで麻酔を使用するのはどのようなときかご存知でしょうか?
麻酔は主に以下のような場面で使用します。

・虫歯をとっていく
・歯の神経を抜く
・被せをつくるために形を整える
・抜歯をする

主に歯医者さんで、麻酔の種類として一般的に使用されるのが、浸潤麻酔、表面麻酔、伝達麻酔の3つです。

 まずはじめに、表面麻酔について紹介します。表面麻酔とは、麻酔を注射で注入する箇所の粘膜に塗る麻酔薬のことをいいます。
なるべく痛くない治療を行うために、注射を打つ前に、表面麻酔を塗布することで、針が皮膚に入る瞬間の痛みを軽減することができます。
 歯の治療には局所麻酔が欠かせませんが、麻酔が苦手な方には、表面麻酔を最初にさせていただいています。

 次に浸潤麻酔について紹介します。浸潤麻酔とは、歯医者さんで最も多く使用される麻酔です。細い注射針を痛みを取りたい部分の歯茎に刺して注射をします。
 麻酔の針も細くてきれのいい針が開発されており、同時に麻酔薬の温度管理を行うことで、痛くない注射に近づけています。
 
 最後に、伝達麻酔について紹介します。
伝達麻酔は、主に親知らずを抜くとき(特に下の歯を抜くとき)に使用します。神経が枝分かれする前のおおもとの部分に注射をするので、より広範囲に麻酔が行き渡ります。
 特に、下の歯は骨に厚みがあり、密度も高く、麻酔を行き渡らせるのが難しいため、伝達麻酔が使用されることが多いです。

 多くの局所麻酔薬には麻酔効果と安全性を高めるためにアドレナリンという物質が含まれていますが、高血圧や心臓疾患のある患者さんにアドレナリン入り麻酔薬を使用すると、血圧上昇や動悸といった症状が現れることがあります。これらの症状は、ほとんどの場合安静にしていれば治まりますが、アドレナリンを含まない麻酔薬もございますので、心当たりのある方は、治療の前にお声かけください。
 現在の局所麻酔薬は、安全性が高く、麻酔薬のアレルギー反応を起こすことは極めてまれです。気分が悪くなってしまう原因の多くは、極度の緊張や不安によるものであることがわかっています。
 過去に麻酔で気分が悪くなられた方は、お気軽にお声かけください。
 当院では、患者様の不安を少しでも軽減させられるよう、丁寧な麻酔と適切なタイミングでのお声かけに配慮しております。

麻酔後の注意事項
 麻酔後は皮膚感覚が鈍感になるため、食事の際に唇や粘膜を噛んでしまったり、噛んでしまったことに気づかないことがあります。飲食については、麻酔が切れてからしていただくのが望ましいです。
熱い飲み物なども、火傷をしていても気づかないことがありますので、熱い飲み物などは麻酔が切れるまではお控えください。
また、血液の血行を促進させるアルコールの摂取についても、麻酔が切れるまではお控えください。

麻酔の種類と注意事項についてご理解いただけましたでしょうか?
歯のこと、お口のことで、少しでも気になることがございましたら、どうぞお気軽にぜひ一度ご連絡、ご相談ください☘️

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