2022.06.28
2022.06.28
こんにちは、いろどり歯科です🦷✨
今回は8020運動についてです♫
8020”は“ハチ・マル・二イ・マル”と読み「8020運動」とは“80歳になっても20本以上自分の歯を保とう”という運動です。
最低でも20本以上の機能する歯があれば、大抵の食べ物は噛みくだくことができ、食生活にほぼ満足することができると言われています。
◎8020の重要性
8020達成者は非達成者よりも生活の質(QOL)を良好に保ち、残っている歯の本数が多いほど寿命が長いという調査結果もあります。
ただ長生きするだけでなく、健康で満足度の高い人生を送っていただくためには、80歳で20本以上の歯を保つ必要があります。
また、咀嚼力や、誤嚥、糖尿病など全身の健康にも大きな影響があると言われています。
◎噛めないと、どんなリスクがあるのでしょうか。
歯を失ってしっかり食物を噛めなくなってしまった場合、考えられる代表的なリスクは次の3つです。
①認知症発になるリスク
人はものを噛むことで脳に酸素や栄養が送られ、脳細胞が活性化します。しかし歯がなくなると噛めないので、脳への刺激が減り、それが脳の活性化を低下させることで、認知症の発症率が高まります。
②イライラして攻撃的になる
人はストレスを感じると唾液の分泌が減り、無意識に奥歯を噛みしめます。
しかし奥歯がないと、噛みしめられません。いざというときに力がでないうえリラックス状態が得られず、イライラして精神的余裕がなくなり攻撃的になります。
③生活の質が低下する
歯がなくしっかりとものを噛めないと、生活の質が低下します。食べる・笑う・話すが正常にできることは、人の健康だけでなく自尊心などにも影響するでしょう。
◎8020運動を達成するために今からできること
・日頃のケアを毎日続けること
基本は毎日の口内ケアです。正しい歯磨きをし、デンタルフロスや歯間ブラシを使って歯垢をしっかり除去しましょう。
・歯科の定期健診を受ける
まずは歯科へいき、専門家である医師・衛生士のチェックと指導を受けましょう。3カ月に一回、最低でも半年に一回は歯科の定期健診を受診し、トラブルが発生しないようにしましょう。
・唾液の分泌を促す
唾液にはさまざまな役割があります。
唾液成分の中には発がん物質の発がん性を抑える働きがあるため、がん予防にもなります。
唾液は食べ物の消化を助けるだけでなく、歯についた食べかすを洗い流したり細菌の増殖を抑えたりします。
唾液を増やすにはよく噛むことが近道。食事のときにはしっかりと噛む、口が乾いているなと思ったらガムを噛む、唾液腺をマッサージするなどを試してください。
「歯の喪失をいかにして防ぐか」がポイントとなります。 食べたいものをおいしく食べられる幸せは、何ものにも代えられません。体も心も満たされ、さらに元気になることも期待できます。いつまでも自身の歯を残すことは健康寿命を延ばすことにもつながりますので、8020運動達成できるよう、むし歯予防と歯周病予防を充実させましょう♫
歯のこと、お口のことで、少しでも気になることがございましたら、どうぞお気軽にぜひ一度ご連絡、ご相談ください☘️✨
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