2022.06.04
2022.06.04
こんにちは!いろどり歯科です✨🦷
当院では患者様の唾液を使って虫歯や歯周病のなりやすさを予測し評価する唾液検査を行っています。唾液検査ではお水でお口を10秒すすぐだけで様々なお口の健康状態がわかります。検査の2時間前は飲食、歯磨き、うがい、タバコは控えるようにお願いしています。
唾液検査によって調べられるのは、歯の健康(むし歯のリスク)・歯ぐきの健康(歯周病のリスク)・口腔清潔度(口臭のリスク)についての3つです。では、順番に説明していきます!
①歯の健康(むし歯のリスク)
お口の中には800種類の菌が生息していると言われています。その中でも「むし歯」の原因になる菌として、むし歯のきっかけを作るミュースタンス菌と、むし歯の進行に関わるラクトバチラス菌がいます。食べ物の中の糖(炭水化物を含む)を取り込んで、酸を産生し、歯を溶かすことができる菌です。
🌟むし歯のリスクを下げるためには?
○正しい歯磨き週間を身につける
○磨き残し部位、リスク部位を知る
○歯と歯の間のフロスの習慣を身につける
○歯間ブラシの習慣を身につける
○食事回数を見直す
○キシリトールガムを活用する
○フッ化物配合歯磨き粉やジェルを使うようにする
唾液の酸性度とは?
お口の中は唾液の働きによって中性に保たれています。しかし飲食物を頻繁に食べる習慣や酸性度の高い飲食物を好む傾向にあると、お口の中が酸性に傾いてしまいます。酸性に傾く状態(pH5.5)が続くと歯が溶け始め(脱灰)、その状態が長く続くと虫歯になってしまいます。
🌟お口の中を中性に保つためには?
○食後の歯磨き習慣を身につける
○食事回数を決める(だらだら食べない)
○酸性度の高い飲食物(ジュース、果実など)を控える
○抗菌効果を期待して、フッ素を取り入れる
唾液の緩衝能(かんしょうのう)とは?
唾液の主な働きとして、虫歯菌が産生した酸を中和する役割があります。また食後に酸性に傾いたお口の中を中性に戻すための役割を担っています。たくさん唾液が出ることで緩衝能の働きも多くなります。
🌟唾液の分泌を促すには?
○こまめに水分を摂取する
○一口30回噛みでたくさん唾液を出す
○夜寝る前の歯磨き習慣を身につける
②歯ぐきの健康(歯周病のリスク)
歯ぐきが炎症しているときに白血球の数値が高くなります。これは歯周病がまさに進行している状態です。そして、歯ぐきから出血しているときにタンパク質の数値が高くなります。歯周病の最初の症状としてあらわれます。
歯周病は痛みが出てからでは手遅れです!
🌟歯肉炎・歯周炎ケアのためにできること
○正しい歯磨き習慣を身につける
○習癖(口呼吸)などの改善を図る
○歯ぐきの状態に合った歯ブラシを使う
○生活習慣病のある方は病気の管理する
○歯と歯の間のフロスの習慣を身につける
○喫煙者は禁煙わ心がける
○歯間ブラシの習慣を身につける
○歯石除去のため歯科医院で定期検診を受ける
○必要に応じて洗口剤を使う
③口腔清潔度(口臭のリスク)
お口の中の細菌が多いと、アンモニアの数値が高くなり、口臭の原因になると言われています。お口の中が乾燥していたり、お口の中に食べ物が残りやすい時も細菌が繁殖しやすくなります。細菌が多いからといって必ず口臭がするとは限りません。お口の状態に合ったケアを行いましょう。
🌟お口の清潔を保つためにできること
○定期的に歯科医院で検診を受ける
○習癖(口呼吸)などの改善を図る
○服用薬の副作用を確認する
○生活習慣病のある方は病気の管理をする
○免疫力・体力など体の健康管理を行う
○矯正中の方は正しい磨き方を習得する
むし歯、歯周病、口臭の予防として当院では「ポイックウォーター」でのうがいをお薦めしています。ポイックウォーターは純粋な塩と純水を電気分解して作られた安全なお水です。この水は口腔内の汚れを分解・洗浄・除菌・殺菌します。
🌟ポイックウォーターを使用して得られる効果
○洗口でたんぱく(プラーク)7~8割除去
○強力な芽胞菌まで殺菌できる成分を含んでいる
○口臭は1度の洗口で激減
○風邪、インフルエンザ等の予防
唾液検査の結果を基に、自分に合った予防方法を見つけ、毎日のセルフケアに活かしてください!
ここまで読んで頂きありがとうございました🙇♀️歯のこと、お口のことで、少しでも気になることがございましたら、どうぞお気軽にぜひ一度ご連絡、ご相談ください🍀✨
LINE
相談